現場の拾い出し電卓

TSUKURUNGER | 土木材料 自動計算
発注前に図面・仕様書で必ず確認。これは「概算の拾い出し」です。

鉄筋を拾う

本数・定尺本数・重量、加工図の切寸まで自動計算

まず「面」か「延長」を選び、寸法とピッチを入れるだけ。用語がわからなければ右上の ? を押してください。
拾い方
m
m
mm
鉄筋の種類・定尺
×d
%
配筋 展開図(模式)

型枠材を拾う

コンパネ・桟木・単管・セパ・Pコン・フォームタイ

壁の高さ・長さを入れ、両面か片面かを選ぶだけ。各部材の意味は右上の ?「型枠タブ」にあります。
打設する面
m
m
%
桟木・単管・セパのピッチ 要確認
mm
mm
mm
mm
材料の定尺
m
m
コンパネ割付 展開図(縦張り・模式)

ブロックを積む

枚数・モルタル・セメント袋・砂・水、鉄筋まで

積む面の高さ・長さを入れるだけで、モルタルの材料量まで自動。目地などの用語は右上の ? を。
積む寸法
m
m
%
ブロック規格 標準値
mm
mm
mm
モルタル 要確認
鉄筋(任意)
mm
mm
充填・胴込めコンクリート(生コン)
フェンス(柱・独立基礎)
展開図(正面)

二次製品を据える

L型ブロック等の枚数・敷モルタル・材料

製品の長さと据える延長を入れるだけ。据付の敷モルタルも出ます。用語は右上の ? を。
据付ライン
m
mm
%
敷モルタル(均し)要確認
mm
mm
据付 展開図・断面(模式)

L型擁壁を拾う

施工距離から 底版・縦壁・ハンチ・捨てコン・砕石・止水・水抜き・面木まで一括

寸法は構造図の値に直して使ってください(初期値は標準構造図H=2m級の例)。下に断面図・正面展開図が自動で描かれます。
施工距離
m
本体寸法(mm)
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
基礎まわり・裏込め・止水(mm)
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
mm
鉄筋・水抜き・面木
kg/m³
m
%

水抜きは壁面3㎡当り1ヶ所以上・内径75mm以上の塩ビ管(標準構造図の条件)で自動計算。鉄筋単位量は構造図の配筋表から拾うのが正(不明時100kg/m³は概算)。

型枠も拾う(セパ割り・パネル割りを指定)
断面 構造図(入力値で自動作図)
正面 展開図(水抜き配置・寸法入り)

建築・リフォームを拾う

部屋の寸法から クロス・床材・ボード/塗装・足場/解体・廃材まで

建築は部屋の寸法→床・壁・天井を出してから材料に展開します。開口(窓・ドア・押入)は引き算。用語は右上の ? を。
部屋の寸法
m
m
m

6帖の目安:2.7×3.6m。開口の目安:掃き出し窓3.3/腰窓2.0/ドア1.7/押入ふすま3.3㎡。

仕上げ材の条件
%
%
部屋 平面図・壁 展開図

舗装 合材を拾う

アスファルト合材のトン数・タック/プライム・ダンプ台数

面積と舗装厚を入れるだけで発注トン数が出ます。合材の種類で密度が変わります。用語は右上の ? を。
施工する広さ
m
m
cm
%
合材の種類(密度)
t/m³
乳剤(散布材)も拾う
L/m²
L/m²

使わない方は 0 に。タック標準0.3〜0.6、プライムは一般に1〜2 L/m²(仕様書で確認)。

平面 展開図
断面(層構成)

測量・計算

水準測量の野帳・三角関数・面積(三斜/座標法)

下のボタンで「水準測量/三角関数/面積」を切替。三角関数の中に掘削の安全勾配もあります。初めてなら右上の ?「測量タブ」を先に。
器械高式(IH式)の野帳

出発点の地盤高(標高)GH後視BSを入れ、測点ごとに前視FSを入力。レベルを据え替えた移器点はBSも入れます。
IH=GH+BS、求点GH=IH−FS で自動計算(紫=計算値)。

測点 BS後視 FS前視 IH器械高 GH地盤高
数字を入れた瞬間に再計算されます。設定(右上⚙️)でモルタル配合・袋の重さを変更できます。

設定(既定値)

モルタル配合(1m³あたり)

kg
%

出典:土木学会 標準歩掛(ロス込み)/1:3=セメント530kg・砂1.05m³。水はW/C50%=265kgが目安。砂の含水で水量は調整。

袋・単位

kg
kg/m³

鉄筋 単位質量(JIS・固定)

D10 / D13 / D160.560 / 0.995 / 1.56kg/m
D19 / D22 / D252.25 / 3.04 / 3.98kg/m
D29 / D325.04 / 6.23kg/m

保存 ・ 読み込み

今の入力内容ぜんぶ(全タブ・野帳・設定)を1つのファイルにして端末へ保存できます。現場ごと・日ごとに残す使い方がおすすめ。通信は使いません。

現場プリセット(この端末のアプリ内に一時保存・JSONにも同梱)

プリセットはページを閉じると消えます。残したい時は「書き出す(保存)」でJSONに同梱されます。

中身はJSON(文字データ)。LINEやメールで職長へ送れば、同じアプリで開いて続きができます。

助けて ・ 使い方

わからない言葉・手順はここで確認。このアプリは概算の拾い出し・計算です。発注や施工の前に、必ず図面・仕様書・職長に確認してください。

腕試しクイズ(一人前チェック)
分野を選ぶと3問出ます。全部の分野で満点なら、数字まわりは一人前に近い。
はじめに(このアプリでできること)
下のタブを押すと、工種ごとの計算ができます。
鉄筋=本数・定尺・重量・加工図/型枠=コンパネ・桟木・単管・セパ/ブロック=枚数・モルタル/二次製品=製品枚数・敷モルタル/測量=水準測量の野帳・三角関数・面積。

数字を入れるとすぐ計算されます。各結果の「計算の根拠(式)を見る」で、なぜその数字になるか確認できます。⚙設定でモルタル配合や袋の重さを変えられます。
鉄筋タブ ─ 手順と用語
1
「数量を拾う」で、面(スラブ・壁)か延長(1方向)かを選ぶ
2
幅・長さ・ピッチ(鉄筋の間隔)・鉄筋径(D10など)を入れる
3
本数・定尺本数・重量が出る。曲げ筋は「加工図・切寸」で形を選ぶ
かぶり(厚)
コンクリート表面から鉄筋までの最短距離。錆・中性化から鉄筋を守る。
ピッチ
鉄筋と鉄筋の間隔(mm)。200なら20cm間隔。狭いほど本数が増える。
定尺(ていじゃく)
鉄筋1本の決まった長さ。5.5mや3.5mなど。これを継いで必要な長さにする。
重ね継手(つぎて)
鉄筋同士を重ねて繋ぐ長さ。径(d)の40倍など。設計図で確認。
シングル/ダブル配筋
シングル=1方向だけ。ダブル=縦と横の格子。壁・床版はダブルが多い。
型枠タブ ─ 手順と用語
1
壁の高さ・長さ、両面か片面かを選ぶ
2
コンパネ枚数・桟木・単管・セパの本数が出る
コンパネ(ベニヤ)
コンクリート型枠用合板。標準は3×6(さぶろく=910×1820mm)。
桟木(さんぎ)・単管
型枠の裏で板を支える木材・鉄パイプ。間隔(ピッチ)で本数が決まる。
セパレーター(セパ)
型枠の間隔を一定に保つ金具。両面型枠の幅を固定する。
Pコン・フォームタイ
セパと型枠・単管を締め付ける部品。Pコンは穴のあと処理用。
ブロック・二次製品タブ ─ 手順と用語
1
積む面の高さ・長さを入れる
2
ブロック枚数・目地モルタル→セメント袋・砂・水が出る
目地(めじ)
ブロック同士のすき間に詰めるモルタル。標準は10mm。
空洞充填
ブロックの穴にモルタル・コンクリートを詰めること。鉄筋を入れる段で行う。
胴込め・裏込めコンクリート
練積み(間知等)でブロックの背中に詰める生コン。胴込め0.22m³/㎡が積算基準の標準。裏込め砕石は別。
型枠ブロック
中が空洞の型枠状ブロック。生コンを全充填して壁体にする。充填量はカタログで確認。
二次製品(L型・側溝等)
工場で作られた製品。延長から枚数と、据付の敷モルタルを拾う。
擁壁タブ ─ 手順と用語
1
構造図を見て、施工距離と各寸法(mm)を入れる
2
部位ごとの生コン・砕石・鉄筋・水抜き・面木が一括で出る。下に断面図も自動作図
底版・縦壁・ハンチ
L型の底の板と立ち上がりの壁。付け根の三角形の増し打ちがハンチ(応力集中を防ぐ)。
捨てコン(均しコン)
墨出し・型枠のために薄く打つコンクリート(標準50mm)。構造体ではない。
止水コンクリート
前面つま先側に打って水の回り込みを抑えるコンクリート。仕様は図面による。
裏込め砕石・水抜き
壁の背面の排水層。水抜きは内径75mm以上の塩ビ管を壁面3㎡当り1ヶ所以上(標準構造図の条件)。
面木(めんぎ)
天端の角を斜めに落とすための三角材。型枠に打ち付ける。欠け防止と見栄え。
建築タブ ─ 手順と用語
1
部屋の間口×奥行×天井高と開口(窓・ドア)㎡を入れる
2
床・壁・天井の面積が出て、クロスm数・床材ケース・ボード枚数まで自動
クロス(壁紙)
国産は幅92cm・50m巻が主流。必要m=面積÷0.92+ロス(無地5〜10%・柄物20%以上)。
開口控除
窓・ドア・押入は壁面積から引く。目安:掃き出し3.3/腰窓2.0/ドア1.7㎡。
1坪・帖
1坪=約3.3㎡=2帖。6帖=約9.9㎡(2.7×3.6m)。フローリングは「1ケース=1坪」の製品が多い。
石膏ボード
3×6版=910×1820mm(約1.66㎡)。壁下地の標準。石膏ボードの廃材は分別(混ぜると処分費増)。
足場の架面積
(外周+8m)×(軒高+1.5m)が見積の概算慣行。高さ2m以上の作業は墜落防止が法令義務(安衛則)。
舗装タブ ─ 手順と用語
1
幅×延長(または面積)と舗装厚(cm)を入れる
2
合材の種類を選ぶ(密度が変わる)→ 発注トン数・ダンプ台数が出る
合材(アスファルト混合物)
プラントで骨材とアスファルトを混ぜた材料。t(トン)で発注する。冷めると使えないので段取りが命。
密粒度/粗粒度/排水性
密粒=表層の標準(密度2.35)。粗粒=基層用。排水性(ポーラス)=穴が多く軽い(約2.0)ので同じ厚さでもトン数が減る。
タックコート
アスファルト層と層の接着材(乳剤PK-4)。標準0.3〜0.6L/㎡。
プライムコート
路盤(砕石)の上に撒いて路盤とアスファルトをなじませる乳剤(PK-3)。一般に1〜2L/㎡。
転圧・仕上り厚
ローラーで締固めた後の厚さが「仕上り厚」。1層で厚くしすぎると締まらない(一般に7cm程度まで)。
測量タブ ─ 手順と用語
水準測量(レベル)の進め方
1
出発点(高さが分かっている点)の地盤高GHと、そこを見た後視BSを入れる
2
測りたい点を見た前視FSを順に入れる。地盤高GHが自動で出る
3
レベルを据え替えたら、その点で移器点=後視BSも入れる
4
下の検算が「一致」ならOK。「不一致」なら入れ間違いを探す
BS(後視)
高さが分かっている点に立てた標尺を読んだ値。器械をセットした最初に読む。
FS(前視)
高さを知りたい点に立てた標尺を読んだ値。
IH(器械高)
レベルの望遠鏡の高さ(標高)。IH=GH+BS。
GH(地盤高)
その地点の地面の標高。求点GH=IH−FS。
移器点(いきてん/TP)
レベルを次の場所へ移すための中継点。そこで前視と後視の両方を読む。
三斜求積(さんしゃ)
土地を三角形に分け、底辺×高さ÷2を足して面積を出す方法。
座標法
角の点をX・Yで順に入れて面積を出す方法。座標が分かるとき正確。
勾配・法長(のりちょう)
勾配=高さ÷水平の傾き。法長=斜面(法面)の長さ=斜辺。直角三角形で出せる。
縦断図
道路や水路を横から見た図。横軸=距離、縦軸=高さ。現況GHと計画FHを重ねると切土・盛土が一目で分かる。
度分秒(D°M′S″)
測量機の角度表示(60進法)。電卓の10進の度と「角度変換」で行き来できる。
現場の安全・基準メモ(命を守る)
掘削(手掘り)の安全な法勾配 ─ 崩れて生き埋めになる事故が一番多い工種です。
普通の土(その他の地山):高さ2m未満→90°まで/2〜5m→75°まで/5m以上→60°まで
岩盤・堅い粘土:5m未満→90°/5m以上→75°
砂の地山:35°以下、または高さ5m未満
発破などでゆるい:45°以下、または高さ2m未満
※「測量→掘削安全」タブで、土質と深さを入れると自動で判定できます。
土止め:深さ1.5m以上は土止めを先行するのが推奨。浅くても危険。
掘った土・資材は、掘削深さと同じ以上、穴の肩から離して置く(土圧が増える)。
湧水が出たら土止め+排水。近くにブロック塀・構造物があるとさらに危険。
鉄筋のかぶり厚(最低限)
壁・床 20mm/柱・梁 30mm/土に接する 40mm基礎 60mm(捨コン除く)。
設計かぶり=最小+10mm(施工誤差ぶん)を見込むのが一般的。
法面の標準勾配(造成・擁壁)
盛土 1:1.5〜1.8(土質・高さによる)。切土は土質・高さで変わるため指針・特記で確認。
ブロック塀(補強CB造)の法令
高さ2.2m以下/1.2m超は控壁が必要/鉄筋は縦横80cm以下の間隔で配置(径9mm以上)。倒壊事故が多い構造物。塀を積むときは必ず確認。
出典:労働安全衛生規則 第356条・第357条(手掘り掘削のこう配)/建築基準法施行令 第79条(かぶり厚さ)・第62条の8(補強CB造の塀)/日本道路協会「道路土工指針」。いずれも一般的な基準で、実際は地質・図面・特記仕様・職長判断が優先します。
数字を信じる前に(大事)
このアプリの数字は概算(目安)です。ロスや端数、現場の条件で実際は変わります。
黄色い「要確認」の印が出たら、図面・仕様書を見るか、職長・先輩に聞いてください。
赤い警告が出たら、その数字は基準から外れている可能性があります。必ず確認を。
「分からない」を放置しないことが、一番の安全です。